問題解決の最初の一歩 データ分析の教室(2023/1/23、青春出版社)
すべてのビジネスパーソンにとって、データから意味を引き出して問題を解決する「データ分析」は、仕事の“必修科目”になってきています。
「データ分析」と聞くと、なにか難しい数式を使う特別なものだと思うかもしれませんが、実際はエクセルひとつでできて、コツさえつかめば誰でも自分の仕事を数字で説明できるようになります。
街のパン屋さんの再生ストーリーに沿って、対話形式で解説。読み終えるころには、一生モノの“仕事の武器”が身につきます。
あなたは、「データ分析」にどのような印象をお持ちでしょうか?
「必要だとは思うけど、難しそう」
「なんのためにやるのか、よくわからない」
「そんなの、AI にまかせておけばイイ感じにやってくれるんじゃないの?」
「過去に買ったエクセル本で挫折した…」
ひとつでも当てはまった方は、ぜひこのまま読み進めてください。本書では、そんなデータ分析やエクセル初心者の方に向けて、簡単にデータ分析ができる方法をお伝えします。
多くの企業で研修が実施されたり、大学での必修化が進んだり、「データ分析」はもはやビジネスパーソンの必須スキルだといっても過言ではありま
せん。本書があなたの身近なデータを分析し、ビジネスを進めるための一助となれば、とてもうれしく思います。
さぁ、店主の熊野と一緒に、最初の一歩を踏み出しましょう!(はじめにより)
著者
野中美希(のなかみき)
株式会社日立社会情報サービス技師。1986年、静岡県浜松市生まれ。静岡大学情報学部・情報学研究科・修士課程修了。通信・金融系のシステムエンジニアとして、数百名の大規模プロジェクトをはじめ、多数のプロジェクトに参画し、システム開発の厳しい現場を経験する。チームリーダーとして、チームの進捗や品質の管理、分析をする中で、厳しい状況を脱するためにはデータ分析が重要だと認識する。さらにExcelのさまざまな機能を独学で習得し、データ分析と対策の実施を繰り返して作業効率や品質を向上させてきた。合格率15%の国家試験、情報処理技術者試験の高度試験にも複数合格。身に付けたプログラミング言語は10種類以上。大学院生時代には高等学校情報科の非常勤講師を務め、入社後は社内研修講師を担当。社外の民間企業でもセミナー講師を務め、同僚からも教え方がわかりやすいと定評がある。趣味は、歌うこと、舞台鑑賞、着物を着て出かけること。
監修者
市原義文(いちはらよしふみ)
プロ経営者。経営コンサルタント。株式会社シャイン&コー代表取締役社長。1967年熊本県生まれ。1990年学習院大学経済学部卒。日産自動車、ローソン、ユニキャリア、シーバイエス、ナップス等で要職を歴任。「ポンタカード」事業立上げを主導し、「ポンタの父」と呼ばれる。国内外投資ファンドの買収先企業の経営者として、多数の事業再生に成功。ベーカリーチェーン再生や高級食パンFC本部立上げなど中小企業での経験も多い。