「本のご紹介」第27回目の投稿です。
シニア・プライベートバンカー、濵島成士郎さん著の、「老後の不安がなくなる50歳からのお金の増やし方」をご紹介します。
- 老後のお金に不安がある方
- 経験や資金はないが、お金を増やしたい方
お金や投資の知識がなくても、スルスル読めます。本書を読み終わる頃には、自分が何から行動すれば良いかが分かりますよ!
もくじ
シニア・プライベートバンカー、著者の濵島成士郎さん
1965年、兵庫県生まれ。信州大学経済学部卒業後、新日本証券(現みずほ証券)に入社。
資産運用や法人営業に従事し、横浜西口支店他4店舗の支店長を務めた後、独立。
真にお客様の役に立つ金融サービスの提供を目指し、株式会社WealthLeadを創業。
富裕層向けの資産運用を行なう金融資格の中でも、最難関の「シニア・プライベートバンカー」資格を保有。「お金のパーソナルコーチ」として、経営者や富裕層から絶大な信頼を得ている。
Amazon.co.jp: 老後の不安がなくなる50歳からのお金の増やし方 (知的生きかた文庫 は 36-1) : 濵島 成士郎: 本
近年は、人生100年時代を豊かに生きるをコンセプトに、「老後の資産形成プラン」の提供にも尽力している。本書はその活動の集大成。
老後のお金が不安な人は多いと思いますが、50歳からでも始められる、というのがいいですね。
本の中身を少しだけ、ご紹介
第1章 結局、「これからの人生、必要なお金」はいくらか?
第2章 50歳から「投資で確実にお金を増やす」5ステップ
第3章 50歳「経験なし、資金なし」からの資金形成プラン
第4章 60代からの不安がなくなる「金融機関」の選び方
第5章 資産形成のプロが教える、50歳からの「おすすめ金融商品」
第6章 「税制優遇制度」iDeCoとNISA徹底活用法!
まず「将来、どういう暮らしがしたい?」を考えよう
老後の資産形成を始める前に、まず考えてほしいこと。
それは、老後(リタイア後)にいくらお金が必要かということ。
これは、あなたの人生を左右する「重要な問い」である。
よく「老後に2000万円不足する」と言われるが、この数字はあくまで一般論。
働き方や生活スタイル、資産もパートナーの有無も人それぞれなので、老後に必要なお金も当然変わってくる。
老後に必要なお金は、「お金の現状」と「将来、どういう暮らしがしたいのか」によって決まるものである。
老後の生活費は「現在の7割」が目安
資産形成プランを立てるために、老後のお金は足りるのか、足りない場合はどれくらい足りないのか、を明確にする必要がある。
そのために、現時点でわかっている老後(リタイア後)のお金(収支)を、客観的な目で把握していく。
- 現時点の預貯金や株式等の金融資産の金額、受け取れる貯蓄型保険の満期保険金や、個人年金保険を確認する。預貯金や株式等は、リタイア時までに変動している可能性が高いが、現時点の金額で十分。
- 退職金や企業年金がいくらくらい期待できるかを確認する。
- 現在の毎月の生活費もおおまかに把握する。毎月ほぼ確実にかかる合計金額がわかれば十分。リタイア後の生活費は、お金のあるなしに関わらず、「現役時代の70%程度」というデータが出ているので、現在の生活費から、老後の生活費を予想できる。
「50歳からのお金」を増やす5つの手順
ステップ1 「ゴールを決める」ー何歳までに、いくらつくるか
ステップ2 「投資金額を決める」ーいくらから始めるか
ステップ3 「配分を決める」ーどの資産に投資をするか
ステップ4 「金融機関を決める」ー信頼できるパートナーはどこか
ステップ5 「金融商品を決める」ーお金が増える商品は何か
資産形成がうまくいかない人ほど、ルールを疎かにしがち。
ひとつひとつ、順を追って進めていくことが、老後の資産形成を成功させる近道。
資産形成プランや、おすすめ金融商品が分かってありがたい
本書を読むと、お金を増やすためには具体的にどうすれば良いかが分かります。
用語の説明や例が易しく書かれているので、お金や投資の知識が少なくても、読みやすく理解しやすいです。
また、金融機関や金融商品の選び方が分かります。お金のプロである著者のオススメを知ることができるのも、嬉しいですね。
家族構成や資産の状況、目指す金額は、人によって様々ですが、複数のケースの資産形成プランが書かれているので、自分に当てはまるケースを探しながら読むことができます。
投資にはリスクが伴いますし、断片的な内容から誤った情報が伝わってはいけませんので、今回のご紹介では、具体的な情報は載せていません。
なので、ぜひ以下の画像から、本をチェックしてみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
気になった方は、ぜひ読んでみてください。
↓の画像からamazonのサイトにアクセスできます。