「本のご紹介」第12回目の投稿です。
ダンドリクッキング時短料理マイスターである、遠藤早智さん著の、「わたしも家族も笑顔にする 幸せキッチン」をご紹介します。
- 料理をすることを負担に感じている方
- 30分で3品をパパッと作りたい方
- 毎日の献立を考えるのがたいへん、と感じている方
- 冷蔵庫の整理が苦手な方
料理って、材料を洗う(切る)ところがスタートだと思っていたのですが、冷蔵庫に入れるところから始まっているのだと分かりました!
もくじ
30分で3品をラクラク作ってしまう、著者の遠藤早智さん
一般社団法人時短料理マイスター協会 代表理事
ダンドリクッキング代表22年間に延べ約7000名の料理指導。主婦歴29年。
わたしも家族も笑顔にする 幸せキッチン | 遠藤 早智 |本 | 通販 | Amazon
時間がなく料理が憂うつな人に、短時間で美味しく栄養バランスの良い3品を30分でラクに楽しく調理し、時間と心に余裕ができるサポートを行う時短料理マイスター®。
獨協大学外国語学部卒業後、旅行会社に勤務。莫大な仕事量を効率的にこなす段取り力と時短思考を体得。
料理に自信がなく結婚し、出産後家族の健康と仕事復帰、将来のため調理に没頭。苦手を克服したい主婦のために料理教室をスタート。家族の在宅介護からさらに時短になる料理の必要性に迫られ、時短思考ダンドリクッキングを考案。
ベトナムのドンア大学にて日本の料理を講義、日本橋三越本店ワークショップにてセミナー調理実演、ラジオ出演、料理コラム連載。
それにしても、30分で3品作れるなんて、本当にすごいです!しかも、生徒さんも実践できているそうなので、再現性もあり、期待度MAXですね。
本の中身を少しだけ、ご紹介
序 章 料理を毎日作っても、心が満たされないのはなぜ?
第1章 「メニューを考えたくない!」が消える、ダンドリクッキング
第2章 冷蔵庫の中を見たくない! が消える
第3章 「料理が憂うつだ!」を解消する、シチュエーション別時短料理!
~簡単 時短レシピ10選~
第4章 「もう考えなくていい!」これさえあれば助かる食材10選
終 章 時短料理で今も未来も幸せになり自制が輝く
手間と時間をかける料理こそが、おいしい料理という考え方を捨てませんか?
まずは、料理への考え方を変えること。
「時間をかけていなくても、美味しい料理はできる」
その都度、献立を考えて買い物をしているから、面倒に感じてしまうもの。
ポイントは「献立は1週間サイクルで考える」こと。手順は次のとおり。
- 大まかに1週間のメイン料理を決める
- メインから全体のメニューを考える
- 副菜と汁物を考える
「食品ロスを防ぐ」冷蔵庫の使い方
- 野菜は野菜室を使わずに、冷蔵庫の最上段のドアを使う
- トレーを使って、食材の出し入れを3秒にする
- ドアの開閉時間を短縮して、電気代を節約する
- 食材と調味料の定位置を決める
人生が輝く料理の時短の魔法
料理の時短は、「ゴール」ではない。あくまで手段。
料理の時短を実現した先に、「あなたの理想とする明るい未来」が待っている。
自分も、料理を作って味わい楽しむことができるようになる!
「誰かのために料理をして、自分が料理を作って味わい楽しむということが後回しになっていませんか?」
本を開いた扉のところに書かれているこの文章に、心を掴まれました。
そして、「まず料理を作る自分が楽しむ」ための方法が載っていることが印象的でした。このような料理本は、これまでに見たことがなかったです。
料理って、誰かのためにするものだと思っていたし、時短が目的になっていたなぁ、と本書を読んで感じました。
もちろん、時短レシピ(すべて3ステップで簡単!)も載っているので、オススメです。
あなたも、30分で3品は夢じゃない!料理に悩むすべての方に、読んでいただきたい一冊です。